人類学者と言語学者が森に入って考えたこと 奥野克己 伊藤雄馬 人類学者と言語学者が森に入って考えたこと 作者:奥野克巳,伊藤雄馬 教育評論社 Amazon 人類学者と言語学者の2人の対談形式の一冊。 こうした対談形式の本を読む際には、基本的に対談者のことをある程度知っていることが求められると思うけれど、失礼ながら私は対談者に対する事前知識はゼロであった。とにかく本の題名にある通り、「人類学者と言語学者が森に入って考えたこと」というのは何なのか気になったのだ。 私がこの本に求めていたのは「森に入って何を考えたんだろう」というただそれだけであった。結局のところ本を読んで感じた「森に入って何を考えた…