追分とは、道が二つに分かれる場所をさす言葉であり、甲州街道と青梅街道の分岐である新宿追分や、中山道と北国街道の分岐である信濃追分など、各地に地名として残っています。 私が50代の頃の勤務地が軽井沢町追分にありました。信濃追分は、北は群馬県嬬恋村、西と南は御代田町、東は大字長倉に隣接し、浅間山南麓の地で、南部の中央部を湯川が南西に、御影用水が西に流れ、北陸新幹線、しなの鉄道、国道18号が東西に走っています。 その追分宿から信濃追分駅へ行く途中には、浅間モーターロッジと呼ばれた廃墟があり、その傍らの勤務でしたが、今では跡形もない懐かしい想い出です。 『木漏れ日と透明人間』 誰もいない 木漏れ日のな…