待機児童問題、保育士不足、そして保育の質の確保。現代の日本社会において、「保育」は、子育て世代だけでなく、社会全体が向き合うべき重要な課題です。この課題に対し、「子どもと保護者を大切にする保育士を、私たち会社は大切にしていきたい」という、強い理念を経営の中心に据え、急成長を遂げている企業が名古屋にあります。 今回は、設立からわずか10年余りで親会社を株式上場へと導いた、株式会社はな保育の決算を読み解きます。保育士が安心して働ける環境こそが、最良の保育サービスを生み出すという信念を貫く、その事業内容と成長を支える強固な経営基盤に迫ります。 【決算ハイライト(第13期)】資産合計: 1,123百万…