1月の夜は冷える。 夕飯の片づけが終わるころには、台所も静かになっています。 母は先に部屋へ戻り、私は湯のみを流しへ運びました。 そのまま何となく冷凍庫を開ける。 中には小分けにしたごはんが並んでいました。 自分で炊いて冷凍したものです。 だいたい何個入っているかは分かっています。 それでも、ときどき確認したくなる夜があります。 扉を閉めて、もう一度開ける。 そんなことをする日があります。 その夜も、しばらく冷凍庫の前に立っていました。 冷凍ごはんを減らしたい気持ちと、残しておきたい気持ち。 その間で少し立ち止まった夜の話です。 冷凍庫の余白が気になる 冷凍庫を見ると、ごはんがいくつか並んでい…