2025年5月1日、麻布十番に“オープン”したはずの会員制寿司店『織田』。しかし、店舗が営業を開始するや否や、現場には混乱の空気が広がった。出資者との関係悪化、行政手続きの不備、そして運営体制の杜撰さ――そのすべてが**“開業初日”から露呈したのだ。 ■ 「予約全キャンセル」騒動の裏で 一部の予約客から「直前にキャンセルの連絡が来た」「店の電話がつながらない」という声が寄せられた。表向きは予約システムの不具合とされたが、実際には人員不足や経営陣の内部調整不備が重なり、営業を一時停止せざるを得ない状況だったという。 「開店初日にここまでバタバタする店は珍しい。従業員の顔も日替わり状態で、運営の芯…