今朝、思い出したことがある。大学生の頃のことだ。すでにいじめに苦しんだ十代は過ぎてしまっていたが、そこから得た生きづらさはどうにもならず、私自身どこに原因があるのかわからないままつらい日々を送っていた。まだ自閉症スペクトラム障害のことも知らなかった。とあるメーリングリストで「なぜ人は自殺してはいけないのですか。死にたいなら死んでもいいのではないですか。ぼく自身も死にたいと思っています」と投稿してしまった。すぐに自殺を止めるメールが幾人かから届いた。ああ、私の行動は実に浅はかだった……。私は知らなかったのだ。最愛の人、あるいは近しい人が死なれることがどれだけのショックをもたらしうるかということが…