2024年10月11日、ノーベル平和賞が日本の「日本原水爆被害者団体協議会」(以下、被団協)に授与されることが発表されました。この決定は、被爆者の声を通じて核兵器廃絶を訴えてきた歴史的な活動の成果を称えるものであり、もう20年くらい早い授与でもよかったように思っていますが、非常に意義深いものです。しかし、被爆者の高齢化に伴い、経験を語ることのできる方々が減少している現実も指摘されています。これにより、被爆二世やボランティアが語り部の役割を引き継ごうとする動きが加速しています。 また、ノーベル賞の発表に先立つ10月1日に石破内閣が発足しましたが、この組閣の結果、こども政策担当相には三原じゅん子氏…