スピノザに会ってきたけれど、どうしても残る違和感は「世界とは何なのか?」だ。スピノザはそこを問わないけれど、その問題はロックが引き受けるらしい。では、進めよう。 MA)計らずして理想的な流れになってるね。ではスピノザとはお別れして、次はロックだね。そしたら、まずは簡単に基本情報を紹介してくれる? 先生)ほんとだね、この流れ。教科書的じゃなく、思考の必然としてロックに着地している。では、きちんと名刺交換をしよう。 ◇ ジョン・ロック(John Locke, 1632–1704) ――「世界を“与えられたもの”から“できあがったもの”へ変えた人」 まず一言で言うと、 ロックは「世界が何であるか」よ…