前回の「連分数の極限値の逆説」の継続であります。 aとbから構成される無限連分数において、u[n]という漸化式を構成した。 下式の漸化式は解析的な解を出せる。 この解析的解は決定論的な式であるのだ。 このPとqは整数である。互いに素であるかどうかは問わない。 漸化式の条件より、 p,qについての線形の漸化式なので、正確な解を導出できる。 詳細は省いて、結果を書き出しておきます。 ここで、 つまりは、決定論的な式がD<0だとカオスを噴き出すわけですね。 a=2 & b=-10 としてみるとD=ー36 {p(n).q(n)}として最初の20項は、 {{2, -10}, {-6, -20}, {-3…