ビジネス書は読者を啓発するためのものなので、ネガティブなことにはあまり触れません。あなたはどうすれば成功するのか、生き残れるか、といったことを書きます。「できない」人は想定読者ではないので、当たり前と言えば当たり前です。ただ、同じ社会の構成員である「できない」人に対しての視線を忘れてしまうと、今後大変な分断が生まれてしまうのではないではないか。そんな思いを強く持ったため、本書では弱い立場にある労働者の視点を強調して記述しています。(尾登雄平『「働き方改革」の人類史』イースト・プレス、2022) おはようございます。昨日、日本橋まで行って、映画『NO 選挙,NO LIFE』(前田亜紀 監督作品)…