前回に引き続き、森博嗣氏の著作です。すっかり、マイブームになってしまいました。それだけ、毎度学びがあるということだと思います。 勉強とは、釘打ちみたいなものであり、釘打ちを学ぶことが楽しく感じられる唯一のケースは、作りたいものが目前にある場合である。すなわち、勉強が楽しく感じられる条件とは、「知りたい」が先にあって、そのために勉強をする、この順番の問題である、と。 もっとも、大人相手の教室やセミナー等では、特定の人に教えてもらうことになるから、自分の頭で考え、自分で試し、自分で体験するという楽しみを放棄することになってしまう。どうすれば良いのか、という自分の問いに、自分が答える(自問自答)とい…