監督、脚本家、プロデューサー、俳優
17歳でオーストラリアへ渡り映画製作を学ぶ。渡部篤郎主演のフィルムノワール「heat after dark」で劇場映画デビュー。続く初の長編大作である「VERSUS」が世界中の映画祭で評価を得る。大言壮語で有名。「ミッドナイト・ミート・トレイン」(日本未公開)でハリウッドに進出。
20240208(了) 映画『天間荘の三姉妹』 監督;北村龍平/原作;高橋ツトム のん/大島優子/門脇麦/寺島しのぶ/柴咲コウ/三田佳子/ 永瀬正敏/高良健吾 2022年製作/150分/G/邦画/DVDレンタル <★★★☆> 日本のファンタジー作品を観ました。 (地震や津波で)突然命を奪われ、死に切れていない魂が集まってつくる町が ある。そこの旅館「天間荘」は、飲んだくれる母親と2姉妹、厨房その他の僅 かばかりの職員で切り盛りしている。町の人びとも彼らも勿論死人。客は少し だけ。というのも、ここに泊めるのは、この世とあの世の間にいて、どちらに 行くか迷っている(はっきりしない)状態の人間(の魂…
1.0 『臨死状態の魂が天に昇るか、地上に戻るかを決めるまでの間を過ごす、天空と地上とを繋ぐ宿「天間荘」を舞台としている。』(「天間荘の三姉妹」ウィキより) 災害でなくなったはずの街とそこの人々が、天間荘のまわりでは続いている。──という話だが、現代劇を書いていたけれど感動シークエンスへもっていくストーリーテリングがめんどうなので設定をSFにしてしまったという感じの話。 年寄りを敬えという言葉があるが、どんな人か知るまでは敬ってはいけない。難渋な人にほどこせという言葉もあるが、やはりどんな人か知るまではほどこしてはいけない。 商業施設や公共機関で年寄りが若い女性スタッフに絡んでいる風景がしばし…
ミッドナイト・ミート・トレイン【100分】 映画情報 2008年制作 時間:100分 製作国:アメリカ 原題:The Midnight Meat Train 監督北村龍平出演ブラッドリー・クーパーレスリー・ビブヴィニー・ジョーンズブルック・シールズ あらすじ ニューヨークで暮らす写真家の青年レオンは、ある晩ギャングに襲われていた女性を助けるが、翌日その女性が行方不明になったことを知る。女性との別れ際に地下鉄で撮った写真に不審な男が写っていることに気づいたレオンは、たったひとり調査に乗り出すが……。 ネタバレ感想
封切り二日目。 席数118の【シアター3】の入りは三割ほど。 「天間荘」は天上と地上の狭間に在る古風な宿屋。 そこは臨死状態にある人の魂が辿り着き、疲れを癒しながら、天上に旅立ち死を迎えるのか、それとも地上に舞い戻り再び生きる決意をするのかを決める一時投宿の場所。 しかし、滞在期限は決められておらず、随分と長い間逗留する人も居る様子。 そんな場所にある日『小川たまえ(のん)』がやって来る。 彼女が何故臨死になったかは触れられぬが、既に「天間荘」で働いている二人の姉妹の腹違いの妹であることが冒頭に示される。 ここで我々の世代は、最早ニヤリとしてしまう。 彼女等の名前って〔欽ちゃんのどこまでやるの…
一条真也です。シネプレックス小倉で日本映画「天間荘の三姉妹」を観ました。「死」と「死後」をテーマにしたファンタジー映画で、感動のヒューマンドラマでもありました。この映画、何よりも、のんの存在感と演技力が素晴らしい! ヤフー映画の「解説」には、「漫画家・高橋ツトムによる『天間荘の三姉妹 スカイハイ』を実写映画化。臨死状態の人間の魂がたどり着く旅館『天間荘』を舞台に、宿を切り盛りする姉妹と腹違いの妹の交流を描く。監督を高橋原作の『スカイハイ [劇場版]』などの北村龍平、脚本を『夕陽のあと』などの嶋田うれ葉が担当。3姉妹を『さかなのこ』などののん、『あのこは貴族』などの門脇麦、『ロマンス』などの大島…
作品情報 あらすじ 監督情報 メインキャスト<キャラクター> 感想 三ツ瀬の日常は綺麗でいいのだが… かなりボリューミー 最後に
3.4監督は日本人ですがコンスタントに米資本にも乗せていて珍しいキャリアだと思います。上戸彩主演のあずみ(2003)やブラッドリークーパーのThe Midnight Meat Train(2008)が知られていますが、ハリウッドで名をなした監督であるわりには地味な印象があります。でも、このDownrange(2017)はよく覚えていました。 狙撃手は匿名コメントに似ています。 わたしは社会の底辺ですが、ひとつだけ矜持をもっています。ヤフコメを書かないことです。 ヤフコメがクソなのは、コメント主に自覚がないからです。何者か明かさないのに(たとえ立場や肩書を披瀝したとしても、その裏付けができないの…
なんか人気ないらしいけども、好きな映画だったりする youtu.be
The Midnight Meat Train/北村龍平 目次 The Midnight Meat Train/北村龍平 マホガニーが働き者すぎて泣ける 「ミッドナイト・ミートトレイン」データ 監督 原作 出演 マホガニーが働き者すぎて泣ける 真夜中の、がらあきの地下鉄に、でっかい肉たたきハンマーを持った肉屋が乗っている!!そ、そ、それは怖いよね!!!そうと知ってりゃ、夜中の地下鉄なんざぁ乗らね~よな!! というクライヴ・バーカーの小説を、北村リュー様が映像化!そう、ニッポンの星リュー様が、わざわざハリウ~~~~ッドまでお出かけして撮ってきて下さった映画です。 アタイはぶっちゃけ、この小説を映…
ネットでは総じて高評価・・うーむ、やはりこの監督とは相性が悪いのだろうか。「ミッドナイト・ミート・トレイン」(2008年/北村龍平監督)北村監督のハリウッド進出作です。ニューヨークで続発する失踪事件。最終地下鉄に徘徊する謎の堵殺人マホガニー(ヴィニー・ジョーンズ)。偶然、撮影した女性が地下鉄乗車後に行方不明になった事から、事件と関わりを持ったカメラマン、レオン(ブラッドリー・クーパー)。全編無機質なブルーとグリーンで染め上げた「俺ってスタイリッシュ?」な自己主張に早くも辟易。 精肉ハンマーで一撃必殺の職人仕事を見せるマホガニーのキャラはなかなかですが、設定、展開全てに無理ありすぎ。いくら終電だ…