牡羊座サインに木星が再突入する夜のこと 「愛とは何か」を考えさせられる出来事があった。 「愛とは何か」 改めて自分に問えば、その答えは深遠で、一言で答えられるものではないものであった。 私にとって愛は命を捧げる儀式だ。 神に心臓を捧げるように、神聖なる酩酊の中で愛の供物となる。 サイケデリックなエクスタシーは死に等しい。 我を忘れて互いに求め合い、溶解し、一つに溶け合って「1」に戻ることはエゴを超越した神聖な体験だ。 故に、「たった一つの肉体に閉じ込められている私」は、この地球上で愛をいくつも持つことはできない。 この肉体にたった一つしかない私の心臓は、これまた「たった一つの愛」のために供物台…