卯之町

230109 うだつや白壁、出格子がきれいな、静かな町並み。ここで生活している人もまだまだいるようで、布団を干しているお宅も。それも風情のひとつになっていた。 農村地帯でかつては藩の穀倉、街道の宿場町として栄えたらしい。著名な人もここで宿を求めている。これだけの建物が江戸時代に建ち並んでいたのだから、ただのいなか町ではなかったのね。町がそっくり残っている、そのこともすごい。 京都と同じで、ここに住みながら町並みを保つのはなかなか大変なことと思う。でも、静かで雰囲気のある町だなあ。 いくつかの建物は曜日によっては公開されているみたい。子供たちが昔の暮らしや明治の学校の授業を体験できるプログラムが…

開明学校の向かい側には宇和民具館。江戸時代から昭和初期に実際に使われていた民具が山のように展示されていた。足踏みミシン。 チャレンジしたけれど、うまくまわらなかった…。難しい。悔しい。 トランク。 看板に、テレビ。 纒まで。 エビオス！整腸剤！オス！オス！オス！仲村トオルが、今でもやってるよね(笑) 古い町並みを残しているだけあって、農具や、台所用品、何に使うのかわからないものまで、とにかくものすごい数が展示されていたけれど、1階の収蔵庫がきっと、マニア垂涎ものなんじゃないかと思う。 私は火鉢に吸い寄せられた。 ほぼ全てが、地域の皆さんからの寄贈品だそう。町並みも素晴らしいことを考えると、昔か…

開明学校 入り口の坂道 開明学校 明治15年に町の人々の寄付により建設され開校。古い町並みを歩き、小さな坂道を上がってこの学校にたどり着いた。明治時代の子供たちはきっとこの路地と坂道をワクワクしながら学校に通っていたのだろう。 横には明治2年に開かれた「郷校 申義堂」開明学校の前身。 中央入り口 今で言う、チャイム。これをゴンゴン叩いて始業、終業を知らせていた。 開明学校のなかは資料館。学校教育に関するさまざまな資料が展示されていた。これは教育勅語。 掛け図や教科書、町内の学校の系譜などおもしろかった。 申義堂内部。江戸末期につくられた塾。まだまだ寺子屋感。

午前中は再び卯之町散策！ CONTENTS 宇和民具館 常設展 企画展 収蔵庫 開明学校 エビスヤ食堂 パン屋さん 千鳥酒造場 卯之町駅 八幡浜へ 宇和民具館 まずは2度目ましての宇和民具館へ。前回訪れてとっっってもよすぎて虜になった場所です。 以前の記事はこちら▼▼▼ 宇和民具館のチケットと売られてたポストカード 常設展 こちらでも出迎えてくれるのは鹿ちゃんズ！！！前と同じ展示だけど、また違った視点で見ることができて楽しかったです（解説が増えていたのも嬉しかった）。 昨日訪れた博物館に展示されていた地区のものとはまた別の子たち お顔立ちもシャープで、時代を感じさせるそのお姿にここに展示される…

登山を終え四国の観光を始めてから二日目。前日は高知県内、四国の南側を半周するような形で巡った後は愛媛県入り。前泊した宇和島を出発し、まずは宇和島藩から分知された伊予吉田藩の陣屋町である伊予吉田の街並みを軽く散策。次に街道沿いの集散地として栄えた卯之町に移動し、明治の建築の学校校舎が残る開智学校や古い商家の建物が残る街並みを観光。卯之町からはバスで大洲まで移動し、築城当時の建材、工法にて忠実に復元された天守を持つ大洲城とその城下町を巡る。その後は内子へ行き、木蝋作りで栄えた黄漆喰の商家群の街並みを見物……こちらは保存されている街並みの規模も大きく、本日のメインとも言える観光でした。古い町並み巡り…

次に訪れたのは古い街並みが残る愛媛県西予市の卯之町。 卯之町の街並み 宇和民具館 開明学校 卯之町の街並み 卯之町は国の重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれており、江戸時代中期から昭和初期の建築がずらりと軒を連ねています。着物を着てそぞろ歩きたくなるような美しい街並み！ 素敵な旅館！泊まってみたい！！…けどもうやってなさそう？ ちょろっと歩いただけで素敵な建物のオンパレード！！端正で美しい街並みにうっとりです。こんなとこに住んでいたら自分も素敵な女性になれそうだ…。 宇和民具館 そしてなによりも宇和民具館が素晴らしくて…！！！展示の仕方がとても美しかった。たっぷり滞在して大満喫。大好きにな場所…