第八回「いざ、鎌倉」を視聴した。 坂東武者たちと頼朝(大泉洋)の間の不協和音がどんどんボリュームアップしてくる回だったので、見ているのがしんどかった。 千葉常胤(岡本信人)は頼朝に心酔している(というか亡き義朝を重ね合わせている)様子だったけれども、彼の親族の上総広常(佐藤浩市)は、頼朝に微塵も敬意を抱いていない。 義時の父時政(坂東彌十郎)も、頼朝を見限るタイミングを逃したままずるずると引きずられてきてしまったような気持ちらしく、頼朝のために働こうという気概が全く見えない。甲斐源氏の武田信義(八嶋智人)に参戦を依頼しにいくようにと頼朝に頼まれたのに、途中でサボっていた。 坂東武者同士のいがみ…