Twilight's Last Gleaming
1981年。脱獄囚3人によってモンタナ州にある核ミサイル基地が乗っ取られた。首謀者は基地の設計者にしてハト派の元空軍大佐デル。彼らの要求はヴェトナム戦争時の秘密文書の公開だった。大統領を交えて対策を練るアメリカ政府との駆け引きが始まる。 巨匠ロバート・アルドリッチによるポリティカル・スリラーの名作。
はじめに 流感にやられたことは先の記事で書いた通り。かかる前はちょっと高い熱が出るくらいだろうとたかをくくっていたら、熱は出るは、熱が落ち着いてきても頭のふらふらは一向に収まらないはで、本当にきつい。 ふらふら自体は横になっていると比較的何ともなかったんですが、体を垂直にすると途端にまあまあきつくなるわけです。そんな中やれることと言ったら、お決まりの読書かと思いきや、本の文字を追うと目が回ること回ること。 一番楽に時間を潰せるのはスマホで動画を垂れ流すことなんですが、その生産性のなさに焦りを感じるお年頃なのも事実。で、スマホで映画を観てみようとアマプラで見つけたのがこちらの作品。 タイトルは『…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「合衆国最後の日」(1977)です。 映画は、モンタナ州にあるICBMタイタンミサイルサイロ3が三人の男達に占拠される処から始まります。首謀者は元空軍将校デル(バート・ランカスター)で、他のミサイルサイロから独立させて、デル自らコントロール出来るようにするのだった。それを阻むサリンガスユニットを取り除いたりして。 そして、彼はホワイトハウスに連絡して、大統領にあるNSC議事録を国民に開示しろと迫るのだった。それは共産国に勝利するためには国民の命など二の次と言う国家意思を表した文書だった… 監督は、あの「ヴェラクルス…