2017年のブログです * 瀬尾まいこさんの『君が夏を走らせる』(2017・新潮社)を読みました。 「すごーく」面白かったです(主人公の1歳の女の子の口調がうつって(?)しまいました)。 本の帯に、宮﨑あおいさん、絶賛‼とありますが、あおいさんでなくても、絶賛したくなります。 じーじが小説の新作を、文庫本ではなくて、単行本で読むのは、最近では村上春樹さん以外ではめずらしいのですが、それだけの魅力を放っていたようです。 物語は、高1の不良少年が元不良の先輩の1歳の女の子の子守りのバイトを引き受けてしまった1か月間のお話。 この高1の不良少年は、瀬尾さんの小説『あと少し、もう少し』(2015・新潮…