市民病院 市民病院の階段の踊り場で、医師免許取得者2人が『籠り部屋』の鍵をめぐってじゃれあっている。次の瞬間、竹田くんは足を踏み外す。 身体は医師の資本であり、竹田くんがわざと足を踏み外したとは想像しがたい。だが、古荒医師が故意に押した事は絶対にない。ただ一つ言えることは、この事故が竹田くんにとって願っても無いタイミングで起きた事だ。
市民病院 竹田くんは総務課に辞表用紙を取りに行った。そして古荒医師に「書き方を教えてくれ」と聞く。古荒医師が教えようとすると「僕がいなくなってもいいんですか!」と泣きつかれる。これで3度目だ。 古荒医師が「そんなことないよ。」と慰めると、院長への陳情をせがまれる。院長の答えはNO。 竹田くんは平和的手段が有効でない事を悟る。こうなれば戦争するしかない。そのためには武器が必要だ。