『会社の問題発見,課題設定,問題解決』(永井恒男・齋藤健太,クロスメディア・パブリッシング,2018年10月1日)を読了。 ランキング参加中読書 ビジョンアプローチは,理想とする将来像を描き,それの実現に向けて組織構成員が主体的,前向きに推進していきます。 (中略) 一方,ギャップアプローチは,定量的な目標(主に財務目標)を設定し,組織構成員をプレッシャーによって駆り立てていきます。(p. 14) ビジョンアプローチのように理想とする将来像を描いても,組織構成員が主体的,前向きに推進してくれないのはなぜか。 ちなみに筆者は,日本企業の停滞の原因の一つがこうした「正規分布型」で「格差の少ない」の…