5月5日の深夜2時過ぎに父から「ころんで起きあがれない」というメールがきた。 急いで行ってみると、寝室のベッドの下で、上向きで倒れて起きあがれなくなっていた。 ベッドからそばにあるポータブルトイレへ移動するときに、突然足元が崩れたようだ。 おでこに直径5センチくらいの内出血があったが、父は「どこも痛いところはない」と言うので、 まずは起こすことに取りかかることにした。 以前転倒したときに、訪問リハビリの先生から教えてもらった起こし方で起こそうとして、 ベッドのそばにおいてあるポータブルトイレやテーブルをどけて、 「四つん這いの姿勢になりましょうか」と言うと、 「四つん這いにはなれん」と言う。 …