原題：LA CADUTA DEGLI DEI 英題：The Damned
監督：ルキノ・ヴィスコンティ 出演：ダーク・ボガード、イングリッド・チューリン、ヘルムート・バーガー
さいたま市立中央図書館所蔵 www.lib.city.saitama.jp 2024/10/23 大宮図書館より借入2024/11/03 読書開始2024/11/04 読了2024/11/05 大宮図書館へ返却 ナチスドイツは「清潔な帝国」で、性に抑圧的な体制かと思っていた。本書のタイトルを見た時思い出した『愛の嵐』はあくまで強制収容所と親衛隊内の特殊な環境下のことかと思っていた。ところが、あんた。 ナチズムの政治的動員の特徴が個々人の主体性を取り込む点にあったとすれば、性生活はそのための最も重要な攻略対象の一つだった。婚外交渉の容認、ヌードの賛美など、様々な形で性的欲求を刺激・扇動することで…
ルキノ・ヴィスコンティ監督作。 製鉄一族である男爵家。当主が殺害されequibiliumの崩れた一家の、醜い権力闘争を描く。デカダンな風俗描写がその醜さを際立たせるが、この至高の腐敗に、美を見出す人もいるのだろう。渋澤龍彦氏あたりは歓びそうだ。 私が思うにこの映画は、ヴィスコンティが、ヘルムート・バーガーにSSの軍服を着せたいが為に制作されたのだ。 艀(はしけ) 重い貨物を運ぶ平底の船舶闡明(せんめい) はっきりとあらわすこと勒する(ろくする) 統御する曙光(しょこう) 夜明けに東の空にさしてくる太陽の光瀟洒(しょうしゃ) 俗っぽくなく洒落ているさま陋巷(ろうこう) 狭くむさくるしい町縊死(い…
himaginary.hatenablog.com
hirahi1.seesaa.net
ja.wikipedia.org
www.amazon.co.jp