「謝罪するとともに発言を撤回します」・・・最近、”まだ”そんな政治家の姿をよく見かける。 少し前の発言が掘り起こされ、SNS上で叩かれ、弁明し、謝罪し、最後は「誤解を招く表現だった」として、ちゃぶ台を返すように「発言撤回」によって話が終わる。 一般人の間では、「発言したことを撤回しても無かったことにはならない」のが現実ではないだろうか。 しかし、物理的に存在してしまったものは、そう簡単には「撤回」できない。 建ててしまった橋、敷いてしまった道路、流してしまったコンクリート、それらが経年で傷み、崩れ、そして・・・今まさに大きな音を立てて壊れ始めている。 その音は誰に届くのか。 もうそこには「建設…