自然現象

虹色に輝く雲「彩雲」とは？ 空を見上げたとき、雲のふちが淡く七色に輝いているのを見たことはありませんか？それは「彩雲（さいうん）」と呼ばれる自然現象で、古くから吉兆とされる美しい現象のひとつです。虹とは異なるメカニズムで生まれる彩雲は、その儚さと希少性から「空の宝石」とも呼ばれています。 彩雲はどんな雲に現れる？ 彩雲は、太陽の近くにある薄い雲に現れる現象です。特に、巻雲（けんうん）、巻層雲（けんそううん）、高積雲（こうせきうん）など、上空に浮かぶ雲に見られることが多く、雲を構成する水滴や氷晶が非常に小さく、かつ均一であることが条件となります。 太陽光がそれらの微細な粒子にあたると、光が回折・…

ハロ現象 ハロ現象。 見かけたので撮影してみた。 太陽の周りに虹の輪 「ハロ現象」とか「日暈」っていう現象らしい。 「日暈」は「にちうん」とか「ひがさ」って読むみたいなんだけど変換候補にでてこないな…。 太陽の周りに虹のような光の輪ができてめちゃくちゃ神秘的な光景なんだけどそこまでレアな現象ではなくて、低気圧や前線接近時に太陽の光が雲の中に含まれる氷の粒に当たって、屈折することによって発生するんだって。 空の高いところの空気が湿って薄い雲が広がったタイミングでみれるってことかな。 スピリチュアル系には興味ないんだけど、「あ、たぶんレアなやつでは？？」って見たときちょっと幸せな気持ちになったので…

🌊 日本の海と暮らしを支える「海の大動脈」🌊 皆さん、こんにちは！ 今回は黒潮に関する雑学をご紹介します！ 私たちのすぐそばに流れている、けれど実感しにくい存在――それが黒潮です。 地球規模の海洋現象の一つである黒潮は、日本列島の気候、漁業、そして暮らしに深く影響を与える、まさに「海の大動脈」とも言える存在です。 この記事では、黒潮の仕組みやその特徴、日本への影響、歴史的なトピック、豆知識など、幅広く紹介していきます。 🌐 黒潮とは何か？ 黒潮は、北赤道海流の一部がフィリピン東方で分岐して北上し、日本の南岸に沿って流れる暖流のことです。 英語では「Kuroshio Current」と呼ばれ、世…

実はいっぱい！身の回りにある放物線 「放物線」という言葉を聞くと、多くの人は学校の数学の授業を思い出すかもしれません。でも実は、私たちの周りにはこの 放物線の形 をしたものがたくさんあるんです。今回は、そんな日常に潜む放物線をピックアップしてご紹介します！ 1. ボールを投げたときの軌道 一番身近な放物線の例は、ボールを投げたときの軌道です。ジャンプ、サッカー、バスケットボールなど、物を「投げる」「跳ばす」といった動きの多くは、放物線の曲線を描いています。これは、地球上では重力が常に一定方向に働いており、水平に動こうとする力とのバランスで放物線の動きになるからです。 2. 噴水や水道の水の飛び…

砂浜の砂の正体とは？意外と知らない「砂の旅」 夏に海水浴で歩いたあの砂浜。サラサラとした感触が心地よく、子どもたちは砂で城を作ったり、貝殻を探したりします。でも、その「砂」、一体どこからやってきたのでしょうか？ 砂はどこから来る？ 砂浜に広がる細かい砂粒は、長い長い年月をかけて山や岩が削られた末に生まれたものです。岩石の風化や侵食によって、小さな粒子が川に流され、やがて海にたどり着いて堆積する――このサイクルは、何千年、何万年という時間を要します。 実は「砂」と一言で言っても中身はバラバラ！ 砂浜の砂の成分は、その土地ごとに大きく異なります。主な構成要素は以下の通り： 石英（クォーツ）：最も一…

オーロラの色の秘密― なぜ緑や赤、紫になるのか？ 夜空に揺れる神秘的なカーテン、オーロラ。その美しさに見とれる人も多いですが、色が毎回同じとは限りません。緑・赤・紫・青…と、場所や条件によってその姿を変えるのです。 オーロラの正体は「大気中の光」 オーロラは、太陽から吹き付ける太陽風（たいようふう）と呼ばれる高エネルギーの粒子（主に電子）が、地球の磁場に引き寄せられて極地の上空に流れ込むことで発生します。その粒子が大気中の酸素原子や窒素分子とぶつかると、原子が励起状態になり、元に戻るときに光（フォトン）を放つ──これがオーロラの色の正体なのです。 どの色になるかは、ぶつかる「相手」と「高度」で…

長く居座った立春寒波が過ぎた2月12日の朝、職場に出勤してみると、 敷地内にある木に霧氷がビッシリ付いていました。 今シーズンは、例年よりも霧氷が発生する条件が整っていない感じで、 霧氷らしい霧氷は、今シーズン2回目です。 敷地内の中を歩き回っていると、プラタナスの枝先についている実や雪の上に落ちた葉に霧氷が付いていました。 あけぼの杉と呼ばれることがあるメタセコイアの枝も白く化粧をしていました。