工場を動かすモーター、街に電力を届ける変圧器、新幹線を走らせる駆動システム。私たちの社会は、目に見えない無数の産業機器によって支えられています。その中でも、日本の近代化と共に歩み、1世紀以上にわたって産業の「心臓」と「神経」を創り続けてきたのが東芝グループです。その中核を担い、社会インフラから最先端の自動車分野まで、幅広い領域に動力と電力を供給する原動力となっています。 今回は、日本のものづくりを根幹から支える巨人、東芝産業機器システム株式会社の決算を読み解きます。売上高7,783億円、当期純利益31億円という圧倒的なスケールの事業は、どのような技術と戦略によって成り立っているのか。その歴史と…