本章の中心は、エルサレムと神殿に対する裁きから、世の終わりにおけるキリストの再臨までを見通し、その時まで、偽キリストや偽預言者に惑わされず、苦難の中でも信仰を守り、目を覚まして主を待てということです。終末の預言は、再臨の時期を計算するためでもなければ、世の終わりに対する好奇心や、特別な知識を得ているという優越感を満たすためでもなく、今日、忠実に主に仕えるために与えられました。 第一に、イエスはエルサレム神殿が完全に崩壊することを預言されました。弟子たちは壮大な神殿を指し示しましたが、イエスは「ここでは、どの石も崩されずに、ほかの石の上に残ることは決してありません」と言われました。前章で「あなた…