脚本家、映画監督。 1967年8月3日、神奈川県生まれ。
1997年に脚本家デビュー。 2000年、「泥棒家族」「トトの世界〜最後の野生児〜」が評価され、史上最年少で向田邦子賞を受賞。 2007年、「風林火山」で大河ドラマの脚本を手掛ける。 2009年、映画「風が強く吹いている」で監督デビューを果たした。
★★★★☆ あらすじ 知らないうちに大学陸上部の寮に入れられてしまった男は、仲間と共に箱根駅伝を目指すようになる。 感想 弱小大学の陸上部が箱根駅伝を目指す物語。主将によって寮に集められた個性豊かなメンバーが、それぞれの想いを抱えながら互いに助け合い、励まし合って成長していく。スポーツ映画の王道ともいえるストーリーだが、まずメンバーたちが皆いいヤツなのがいい。ほとんど誰もエゴを出すことなく、衝突する事もなく、常に良好な関係を保とうと努めている。互いに刺激しないように遠慮しあっていると捉えることも出来るが、こういう雰囲気だとネガティブな感情が生まれたとしてもすぐに打ち消すことが出来るだろうから士…
内野聖陽主演 大河ドラマ 風林火山 完全版 第壱集 DVD-BOX 全7枚【NHKスクエア限定商品】 NHKエンタープライズ Amazon 内野聖陽主演 大河ドラマ 風林火山 完全版 第弐集 DVD-BOX 全6枚【NHKスクエア限定商品】 NHKエンタープライズ Amazon 戦は嫌じゃ! なんかキャラがイマイチぶれてるような。序盤でのヒロインのミツに対しても、そんなに愛情があるとは思えず。 次のヒロインの由布姫との恋模様にも無理がありすぎる。 一話の中にも起承転結があまりなく、特段続きも気にならずに終わる。だんだん、惰性で観るように。 唯一面白かったのは、ガクト上杉謙信。役作りがすごい。こ…
【美術と制作現場 (2)】 宇多丸「小林(小林薫)さんと大竹(大竹しのぶ)さんが「やかんじゃねえよ。約款だよ」って言い合う。後で小林さんの死体の横にやかんが置いてある」
【美術と制作現場 (1)】 美術の山崎秀満氏は『黒い家』(1999)が初顔合わせ。その後にも『阿修羅のごとく』(2003)、『間宮兄弟』(2006)、『サウスバウンド』(2007)などの森田芳光作品に参加している。
【シナリオ制作について (2)】 『黒い家』(1999)でボーリングが物語のキーとなるのは映画オリジナル。森田芳光監督のアイディアだったという。 大森「第1稿は原作通り京都。だけどどこでもいいように標準語で書いてくれと言われていました。その後で金沢にしたいということで、助監督と制作さんと監督とシナハンに行って。京都は暑いからやだということで(笑)」 宇多丸「金沢はもっと暑かったらしいですが(笑)。ただ京都ではなくて一般の地方都市の感じがほしかったということですかね。京都は喋り方もそうですけど、日本人にはいろんな意味が出てきちゃうのでそこを避けられたのかな」 大森「原作は和歌山の毒入り事件を予見…
大手保険会社・昭和生命の若槻(内野聖陽)は菰田重徳(西村まさ彦)の子どもが死亡した案件について、保険金殺人ではないかと疑念を抱いた。そこで契約解除の専門家(小林薫)を派遣するが、彼も殺されてしまう。若槻は菰田の妻・幸子(大竹しのぶ)に匿名の手紙を送って夫の危険性を警告するも、若槻には魔の手が迫っていた。
正月2日、3日に行われる箱根駅伝を家人が見るので私も傍でちろちろ見ている。毎年のことだが、選手やチームについてドラマチックな背景をアナウンサーが解説し、選手が抜かれたりゴールで倒れこんだり、泣いたりしているのを見ると、ばばあの緩い涙腺は簡単に崩壊して困る。そして、それらの感動が少し落ち着いてくると観たくなるのが、映画「風が強く吹いている」だ。 1度も箱根駅伝はもとより、大会すら出たことのない陸上部の合宿所に住む住人たちが、まかない兼管理人のハイジ(小出恵介)の策略に乗せられ一から箱根を目指す1年間。個性豊かなそれぞれのプロフィールも抑えつつ、1年生にしてエースのカケル(林遣都)の成長とハイジを…
『映画版 黒い家』 原作:貴志祐介 脚本:大森寿美男/1999年/173ページ 生命保険制度と現代日本の抱える根源的な病理に迫った傑作サイコ・サスペンス『黒い家』を「39刑法第三十九条」でも森田芳光監督とコンビを組んだ気鋭の脚本家・大森寿美男がシナリオ化。日常は、たった一本の電話で身も凍る境地へと変貌した。袋とじの中でまったく新しい幕切れが訪れる。 (「BOOK」データベースより) 1999年に公開された映画版のシナリオ。原作とのおもな違いは、舞台が京都から金沢を中心にした北陸になっていること、クライマックスで百万石まつりが開催されること、若槻がスイミングクラブに通っていたり幸子がボウリングに…
『クライマーズ・ハイ』製作年:2008年製作国:日本公開日:2008年7月5日 作品について Amazon 感想 キャスト スタッフ 作品について 原田眞人監督。 1985年8月12日に起きた日本航空123便墜落事故が題材。 横山秀夫さんの小説が原作。事故当時、上毛新聞社の記者だった。 ドラマ映画。 www.sonypictures.jp 2005年にNHK『土曜ドラマ』で前後編のテレビドラマが放送された。脚本:大森寿美男、演出:清水一彦(前編)/井上剛(後編)、制作総括:若泉久朗、エグゼクティブプロデューサー:清水一彦、制作:NHK。 Amazon クライマーズ・ハイ [Blu-ray] 堤…
特集ドラマ【#軍港の子 ~ #よこすかクリーニング1946 ~】オフショット写真です📸物語の中で登場する「闇市」のセットにて☂️✨#小林優仁 さん#村山輝星 さん#原田琥之佑 さん📝8月10日夜10時放送 あらすじなど、詳しくはこちら👇https://t.co/7Xq6xq6AKK#仲野太賀 #松岡茉優 #田中麗奈 pic.twitter.com/os5Gu8qvy0 — NHKドラマ (@nhk_dramas) August 1, 2023 2023.08.10 NHK あらすじ 戦後の神奈川県横須賀。米軍が駐留しアメリカの意向に振り回される大人たちは、保護すべき子供にかまう余裕はない。自分…
昨年と電気量同じなのに1000円も安いってどういうこと? 今週、職場でコロナが猛威を振るってて「感染力すげえ!」って思った。 木曜日。11:50「ぽかぽか」トークに荒川静香&高橋大輔。「徹子の部屋」に板尾創路。夜7時「ぐるナイ」お盆同窓会ゴチに船越英一郎、田中圭、本田翼。夜11時「トークィーンズ」に萩原利久。深夜0:45〜今夜こそ『これは経費で落ちません』一挙再放送なるか?!(今日も台風情報だろうな) 夜7:30-8:54 NHK『上白石萌音のはるかなる古代文明 マヤ』 “密林にそびえるピラミッド。封印された仮面。神秘的な文字や図像。これまでマヤは謎多き文明とされてきた。先端技術を駆使した考古…
2023年08月13日号(通巻760号) 表紙:サラ・スクデーリさん(1897-1987) 8月7日(月) 16:05~ 新文芸坐『トスカの接吻』(22日・31日も上映あり) www.youtube.com
以上、NHK正月時代劇「いちげき」(2023.01.03:松田礼人)より きょう8月1日は、工藤阿須加(くどう あすか)さんの誕生日です。1991年生まれの32歳になりました。おめでとうございます。埼玉県出身。東京学館高等学校、東京農業大学卒業。父親はプロ野球・福岡ソフトバンクホークス監督を2021年まで務めた工藤公康。五人兄妹の長男で、第一子。2012年、日本テレビ「理想の息子」で俳優デビュー。パパドゥ所属。 工藤阿須加さんの映画出演作は、 2012.11.10『悪の教典』(2012:三池崇史)、 2014.04.05『1/11 じゅういちぶんのいち』(2014:片岡翔)、 2014.05.…
FM COCOLO CIAO 765 毎週火曜、朝8時台半ばのCIAO CINEMA 5月2日放送分 映画『仕掛人・藤枝梅安2』短評のDJ'sカット版です。 時代小説の大家、池波正太郎、生誕100年の今年、良質な時代劇を攻めの姿勢で作りたいという想いからスタートした、新しい梅安シリーズ、これが2作目です。前作で京都への旅に出た梅安と相棒の彦治郎、ふたりの仕掛人は、道中で彦次郎の妻と子供の仇の姿を見かけます。ところが、その武士は身なりも素行もきちんとしており、梅安は人違いの可能性もあると指摘。そして、京都では、無頼の浪人集団のリーダーの仕掛、暗殺を頼まれるのですが… 連作ということで、スタッフ、…
〇 前回の1に次いで見ることにした。 ▼予告編 STORY 江戸の鍼医者で仕掛人の藤枝梅安(豊川悦司)は、相棒の彦次郎(片岡愛之助)と京都に向かう。彦次郎は道中、妻と子を死に追いやった浪人・井坂惣市(椎名桔平)を見かける。京都に到着した梅安は元締に彦次郎の敵の殺しを頼まれるが、そのとき梅安は自身と因縁のある浪人・井上半十郎(佐藤浩市)とすれ違う。 キャスト 豊川悦司、片岡愛之助、菅野美穂、小野了、高畑淳子、小林薫、一ノ瀬颯、椎名桔平、佐藤浩市 スタッフ 監督:河毛俊作原作:池波正太郎脚本:大森寿美男音楽:川井憲次エグゼクティブプロデューサー:宮川朋之プロデューサー:吉條英希、田倉拓紀、高橋剣ア…
映画『仕掛人・藤枝梅安2』では、おるい(演:篠原ゆき子)が、夫(演:佐藤浩市)を騙したのは、助かりたいだけではなかったので、詳しく紹介します。
映画『仕掛人・藤枝梅安2』では、おひろ(高橋真悠)が、男から暴行されてショックで自殺しますが、実は治療法があったので詳しく紹介します。
映画『仕掛人・藤枝梅安2』では、井坂惣市(椎名桔平)では暴虐の限りを尽くしましたが、徳川将軍でも似たような事をした人物がいるので詳しく紹介します。
以上、『仕掛人・藤枝梅安 2』(2023:河毛俊作)より 『仕掛人・藤枝梅安 2』(2023:河毛俊作)を、ユナイテッド・シネマ豊洲スクリのーン5にて見る。1000円。 二部作の二作目。表の顔が人の命を救う「鍼医」、裏の顔が鍼で人を殺める「仕掛人」の梅安。楊枝職人をしながら毒を塗った楊枝で人を殺める彦次郎。彦次郎の仇を追っていったら、梅安を仇と狙う浪人が現れて、、。 彦次郎にとっては殺しても殺しても飽き足らない相手なのに、あんなにあっさり殺して、ちょっと物足りない。梅安を仇と狙う浪人も、あっさり毒楊枝で殺されてしまうし、ほんとに物足りない。 今回は、女性陣があまり絡んでこない分、男中心のお話と…
久しぶりの映画鑑賞日記です。はてなブログを始めた頃は月イチ?だったかな?でやっていた気がします。映画を観る本数はその頃と変わってはいないんですがなかなか感想を書く時間がなくて。たまに仕事のお知らせ記事の最後に観た映画の話をちょっと書いたりしてますね。今回はちょっと書くにしても長くなりそうだったのと、久しぶりの劇場での時代劇に歓喜したのとあって残しておこうかなということで感想記事を作っています。観ましたのはこちらの作品。 『仕掛人・藤枝梅安』(しかけにん・ふじえだばいあん) 原作者の池波正太郎生誕100周年を記念した作品ということです。池波正太郎と聞いてすんなりわかるのってどれくらいの歳までなん…
〇 久方ぶりに見た時代劇となる。 〇 予告編 『仕掛人・藤枝梅安』(しかけにん ふじえだばいあん)は、池波正太郎の娯楽時代小説シリーズ。鍼医者・藤枝梅安の、暗殺稼業「仕掛人」としての活躍を描く。『小説現代』で1972年(昭和47年)から1990年(平成2年)の間に発表した全20篇の連作時代小説であり、『鬼平犯科帳』『剣客商売』と並ぶ著者の代表作である。テレビドラマ化や漫画化もされており、必殺シリーズの翻案元としても知られる。 江戸は品川台町で評判の診療所を開き、貴賎の別なく治療を施す鍼医者の藤枝梅安は、裏稼業として金で殺しを請け負う仕掛人でもあった。梅安は蔓(依頼者より殺しを請け負い仲介する者…
FM COCOLO CIAO 765 毎週火曜、朝8時台半ばのCIAO CINEMA 2月14日放送分 映画『仕掛人・藤枝梅安』短評のDJ'sカット版です。 品川の藤枝梅安にはふたつの顔がある。表は鍼医者、裏は依頼に基づき悪人を殺す仕掛人。梅安は同じく仕掛人として暗躍する彦次郎とつるんで食事や酒をともにしながら、世間に打ち明けがたい裏稼業の葛藤を癒やす日々でした。ある時、梅安が料理屋を訪ね、次なる仕掛の標的であるおかみの顔を見て驚きます。そこから梅安の過去が明らかになってきます。 生誕100周年となる作家池波正太郎が1972年からおよそ20編発表してきたこの連作時代小説は、繰り返しドラマ化、映…