いつもより少し遅く家を出た。日課となりつつある散歩に行くためだ。その日一日の様々な色が自分を主張しながら混じり合い空を美しく染める。雲もとってもキレイ。散歩をすると色々な発見がある。同じ日は一日としてないことを空の色や雲の形からも知る。 いつもは家を出てまっすぐに進んで大きな道沿いに歩くのだけれど、今日は前方に白い車が停まっていて、なんだかとうせんぼされているみたいに感じた。なので娘に右の小道に行こうと手でサインをする。右に折れても少しすればまたいつもの道に戻れるからだ。少し歩いて大きな道にいくかそのまま小道を進んで、その先で道に出るか一瞬悩んだが直感を信じて左に折れ、いつもの道に出ることにし…