つなげる時代は何でも同じです。江戸時代でも古墳時代でも。それが現代社会とイコールになるのは、神様(天意)という視点で見た時です。人間が自分ではなく天意を基準に生きられた時代には、名前も不要で、自然がつけた、とうちゃん、かあちゃん、ぼうや、という呼称でよかったのでしょう。それすらも不要だったかもしれません。 現代では、両親を「父母」「あいつ」「あの人」と呼ぶことがありますが、父母ではない個別性が生まれたが故です。人間がたいらに人間で有りえた時代には、霊魂の個別性もなく神と直結していたと思われます。人間が個を意識することなく、神の一員で有りえた時があったと想像できます。 時代も環境も人間の在り方も…