高校時代に生き方が決まって、はみ出し人生を歩み続けたことを思うと、そこまでの導きは魄によるものではなかったのかという仮説を立ててみました。 宿核が宿るまでの3年と、その後の数年を省みると、小学生になるまでは、全く意識することなく過ごせたように思います(異気集合が少なかった)。初期設定の宿核が引き寄せる気は、縁ある土地に宿るもの、その時身近にいた人々、その人々が受け継いできた親先祖の霊魂などなどです。 僕が生まれた時は、もう、疎開先を引き払う時でした。生まれて百日くらいで、千葉県に引っ越しました。そこは、父の知人の持ち家で、庭付きの平屋で、裏に江戸川が流れている、自然に恵まれた地域でした。 犬の…