木曜日。晴れ。 少し時間があったので、一冊の本を読む。 言語の力 「思考・価値観・感情」なぜ新しい言語を持つと世界が変わるのか? 作者:ビオリカ・マリアン,今井 むつみ,桜田 直美 KADOKAWA Amazon 自分では1つの言語しか話せないと思っていても、実際のところ人間の脳は、複数の言語を操るように設計されている―著者のビオリカ・マリアンは、その事実を明らかにした。スペイン語を話す人もいれば、日本語を話す人いる。それと同じ意味で、「詩」という言語を話す人もいれば、「数学」という言語に堪能な人もいる。しかし、ここでもっとも大切なのは、複数の言語を話す能力によって創造性の扉が開かれ、脳の健康…