一時期落ちた読書量が最近上がっている。その日のうちに一冊読み切ることも増えてきた。この感覚、懐かしい。10代20代の頃はよくそうやって集中して読んでいた。あの頃と何が違うのかなって考えてみたらインターネットで、携帯電話すら出現していなかった。ニュースは新聞かテレビで、今のようにスマホやPCでニュースや動画をだらだら見続けてしまい、あっという間に1時間が、1日が過ぎている、なんてこともなかったあの時代。。 意識して情報過多にならないようにしていたこともあるが、読書量と時間が増えたのは、夢中になれる小説に出会えたことが大きい。 宇江佐真理さんの『髪結い伊三次捕物余話』シリーズ。今4巻目を読んでいる…