『カルメン 故郷に帰る』木下恵介監督,松竹1951かなり若いころにテレビ放映されて見たのですが,途中でやめてしまいました.50年以上たったと思います.いまみると面白い.日本初の「総天然色映画」ということ.1951年という時代(戦後6年).のことを何となく想像できるようになったからしみじみとする映画に思えたのかもしれません. **冒頭で父(坂本武)が,カルメンの帰郷をきいて おさないカルメンが大きな木の下で牛に蹴られて泡をふいていた,それから頭が弱くなったと語ります. 『カルメン故郷に帰る』馬力にのる姉(望月優子),カルメン(高峰秀子),マヤ(小林トシ子) 全編にカルメン(高峰秀子)とマヤ(小林…