4404号 引き続き、お馴染みの浅草[弁天山美家古寿司]。 つまみ、たこと鰹。にぎり、白身、平目昆布〆と、しまあじ。それから、すみいかの子供、新いか、まで。 ここから、光物に。 まずは、やっぱり、小肌。 小肌の新子。新いか同様、小さな小肌。長さはあるが、身は薄い。 もっともっと小さい、メダカのような大きさのものも売られ、微細作業のようにさばいて〆て、なん匹も合わせてにぎっている鮨やがあるが、まったくナンセンスである。そんな小さいものは、酢の味しかしない。小さければよい、というものではないのは明らか。本末転倒であろう。出す方も出す方だし、喜んで食う客もどうかしていよう。 次の光物は、きす。 きす…