1971年生まれ。慶応義塾大学環境情報学部卒業。コーエーにてゲーム制作に従事。「哲学の劇場」主宰。id:yakumoizuru
筆名: 八雲出(やくも・いずる)。 1971年1月25日生まれ。 慶應義塾大学環境情報学部卒業。 コーエー(ゲーム制作)を経て、フリーランス。 関心領域は書物、映画、音楽、美術、ゲーム、カステラ、原節子など。
前回の続きだが、槇野沙央理さんが気になった。複数の大学で講師として教鞭を執っている方で、専門はウィトゲンシュタインとカヴェル、フェミニズム哲学。正直、カヴェルという人物は知らなかった。検索すると、スタンリー・カヴェルなる人物がいるのでこの人なのだろう。 槇野さんは高校の時に不登校で通信制高校に移ったそうだ。背伸びしたと語っていたが、ウィトゲンシュタインとフーコーに興味を持った。しかし、フーコーの本は高い。バイトで稼いだお金で買える、岩波文庫のウィトゲンシュタイン「論理哲学論考」と、ウィトゲンシュタイン関連の新書を買ったそうである。若い時は「背伸び」も大事なので親近感が湧く。しかも「論理哲学論考…
山本貴光さんと吉川浩満さんによる「人文的、あまりに人文的な」同人版で、Kindle Unlimited で読めるのは、現時点では5回目まで。先に書いてしまうと「哲劇のあいうえお」がな行まで進んでいて、残りが気になってしょうがない。YouTubeで見ろということだろうか。動画を見る習慣ってほぼないのだ。そのような習慣はできれば活字に使いたいが、渇望が強くなったら自然に見るだろう。 今回の特集は「新しい哲学史」。山口尚さん、小村優太さん、槇野沙央理さんとのインタビューが掲載されている。哲学の深いところを説明できる自信はないが、それぞれの分野については興味を持った。機会があれば、それぞれの本を読んで…
山本貴光さんと吉川浩満さんによる「人文的、あまりに人文的 同人版」のアンケート特集の、今回のお題は「哲学の殺し文句」。 これまでにお読みになった哲学にまつわる文章のうち、とくに強い印象(納得、共感、衝撃、脱力、反発、困惑、等々なんでも)を受けたフレーズやあるいは一節を、その理由とあわせて教えてください。 アンケート特集は3回目。これまでも完全に理解したとは言えないが、最初と最後の哲学書と比べると難しい。文句(フレーズ)となると、解題というか、選んだ理由が必要だからだろうか、正直よくわからない部分があった。全体的には、永井均さんの本からの引用が複数あった。「エチカ」「パンセ」とかの古典と言えそう…
Kindle Unlimited で読めるだけ読んでしまおうと思っている。山本貴光さんと吉川浩満さんによる「人文的、あまりに人文的 同人版」。#003のアンケートは「最後の哲学書」だ。 「残りの人生、もし一冊しか哲学書を読めないとしたら、それはなんですか?よければその本を選んだ理由も教えてください」 *狭義の哲学書でなくとも構いません。 よく無人島に持っていく一冊とか、音楽のアルバム(最近は、プレイリストかな?)など聞いてくる企画はあるが、なかなか難しいお題である。むしろ「哲学」に絞っているだけ楽な部分があるかもしれないが、「小説」とか「詩」とかに絞っても頭を悩ませるはず。反射的に森鷗外の歴史…
Kindle Unlimited は借りる分には limit があるので、「人文的、あまり人文的 同人版#002」の内容の整理をしておいて、次を借りることにする。19タイトルくらいあたりまで登録可能のようだが、いかんせん読みかけが多くて、いつも「空き」が1、2冊分しかないのだ。情けない。 今回の特集は、アンケート特集「はじめての哲学書」。#003の特集が「最後の哲学書」になっているので、これは対になっているとみるべきだろう。同じアンケートだったかもしれない。「はじめて」は入門書的な哲学書だろうとの想像はつくが、「最後」とは死ぬ間際に手元に置いておきたいとか、ここまでたどりついたら一定のゴールと…
山本貴光さんと吉川浩満さんによる「人文的、あまりに人文的 同人版」の#001から#005までが、Kindle Unlimited で読めると知って、さっそく最初の001を読んだ。これとは別に、というよりもこちらが本家なのかもしれないが、本の雑誌社から「人文的、あまりに人文的」が2021年に出ている。こちらは完全にノーマークだったし、「同人版」というのは動画配信している「哲学の劇場」を活字化したものらしい。 山本貴光さんは文筆家・ゲーム作家。吉川浩満さんは編集者であり、文筆家。対談というよりは掛け合いに近いような気がしているが、その分非常に取っつきやすい。思ったより、分量が少なくて(紙じゃないか…
本を読むのは好きだけれども、読書会には参加したことがない。興味がないわけではないけれども、「この読書会に参加したい!」と思ったことがないのだ。いろんなところで読書会は開催されているけれども、そして興味がないわけでもないけれども、わたしを参加させるにいたらせる「この」に、残念ながら縁が今までなかったのだ。だから、どういう雰囲気でやっているものなのか、よくわからないのだ。どんなことが話されているのかも。ギスギスしているのだろうか? まったりしているのだろうか? 内容に細かい注釈をつけていくのだろうか、それとも本から受け取った印象を漠然と語っていくのだろうか。大学時代にやった、哲学のテクストを教授と…
図書館を建てる、図書館で暮らす 本のための家づくり 橋本麻里 山本貴光 新潮社 (2024年12月18日発売) f.2025/1/11 (2025-002)p.2024/12/30 from amazon site 図書館に住みたい!2019年末に建ちあがった、膨大な蔵書を収める家〈森の図書館〉。2人の施主が、普請のプロセスや、そこで過ごすなかで考えたことをつづり、デジタルだけでは実現できない、「本のある空間」の効用をさぐる。書架の写真はもちろん、建築家の寄稿や図面類も多数収録。蔵書と家と人との関係をめぐる実践的ドキュメント。 山本貴光文筆家・ゲーム作家。1971年生まれ。慶應義塾大学環境情報…
絵本など判型の大きな本を読む時は、ちょっと贅沢な気分になる。文庫本のように持ち歩く気になれないから家で深く座れる場所をさがし、コーヒーを湧かしたり手を汚さないお菓子を準備したり、せっかくだからと邪魔にならないような音楽をかけることもある。大型本には読み手を「構えさせる」作用がある。 手にしたのは、英国のDK社のビジュアル本「哲学って何だろう?」。訳は山本貴光さん。「文体の科学」などを書いた人で、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授でもある。ビジュアル本だけど、2200円(税別)でおさめている。昨今の書籍事情からすると割と安いのでは。昔、聞いたことがあるが、この手の本は国際共同出版といって、…
このところ北海道も含めて大きなマチは軒並み猛暑に見舞われているようで、 このような時に最高気温が30度に届かない当地は、涼しさを声を大にして言い たいところです。 とはいっても、本日の最高気温は28度で、最低はいまのところ26度ですの で、湿度が高いこともあって、扇風機だけで過ごしていますと、動かなくても 汗がでることになりです。 本日は日中にすこしトレーニングに行ったり、戻ってからは夕方になってから すこし庭仕事をしたこともありまして、その都度にどっと汗をかくことになり、 シャワーをすることになりです。 雨がほとんどないこともあって、芝生の状態も悪く、その他の植物もよろしく ありません。この…