本日の夜になって、やっとこさでちくま文庫「山梔」の最後のページにたどり つきました。野溝七生子さんの存在を知ってから、三年半がたっています。 立風書房の「野溝七生子作品集」を確保してからも一年以上経過しています ので、「山梔」を読むことができたのはちくま文庫が刊行されたおかげとなりま す。(講談社文芸文庫で「山梔」が出たときには、野溝さんの存在を知りません でしたからね。) 矢川澄子さんをフォローしていて野溝さんを知ったのだよなと思って、検索を してみましたら、これがまるで違っていて小田光雄さんの「近代出版史探索」の おかげでありました。 vzf12576.hatenablog.com それに…