★★★☆☆ 内容 戦前の舞台・映画のスターで、ソ連に亡命した女優 岡田嘉子の生涯。 炎の女の70年―フォト・ドキュメント・岡田嘉子 (1973年) Amazon 感想 自分が岡田嘉子の存在を知ったのは「男はつらいよ」を見た時だった。そんなに出演時間はなかったのだが、寅さんの人間喜劇には見合わないほどの重みのある存在感で、この人は誰なのだ?と気になった。そして彼女の壮絶な過去を知った。多分あの映画は、それを踏まえた上での演出だったのだろう。 bookcites.hatenadiary.com 彼女とその愛人・杉本良吉がソ連に亡命したのは、二人が共産主義に共鳴したからだと思っていたのだが、彼女自身…