今回は旅先で体験した「恐怖」のお話。 30年も昔のこと。若い頃はよく仲間でも旅行をしました。その時は4人で1週間くらいレンタカーにテントを積んで九州を旅行していました。夕方になると地図(カーナビは当時ありません)でテントが張れる場所を探し、お酒と食料を買い込んで宿泊する気楽な旅でした。熊本のある山合にあるテント場に向かいました。もう周囲は薄暗くなっていました。テント場の「受付」に向かうと人影はなし。ただやたらとデカいテントが張ってあって中はカラ、本当に何もないのです。でも電灯はすべてオン。大災害の時に遺体安置のために張ったテントって感じがして、少し鳥肌がたったのを覚えています。皆で車を横づけに…