こんにちは。 さて、「幽遊白書」という作品では、あまりに身近過ぎて忘れられがちながら、宗教的要素もかなり作品の本筋に関わります。 わかりやすいところですと、死後の人間があの世(霊界)で閻魔大王の審判を受けて死後の行き先が割り振られるというのも仏教的な死生観です。 これは最初から登場する概念ですので、そもそも「幽遊白書」の世界観は仏教ベースとも言えそうです。 幽助の師匠となる幻海師範も山奥の「寺」に住んでいます。 宗派は不明ながら、仏像が描かれたことがありますので仏教寺院でしょうし、ここにも仏教的な世界観の一端が見えると言えそうです。 また、終盤になりますが、雷禅が恋焦がれた食脱医師は、「密教屈…