意味合い的には【絶版】とかぶってくるが
先の言葉が主に正しくは書籍を表すのに対してコチラは
主に一般的名詞の【製品】を指して言う時に使う。
そのほかにももう作られないものや販売の再開の見込みが無く
その製品自体が打ち切りになってしまった状態の事を指して言う時にも使われる。
2つの言葉は意味的に類似するいわば兄弟のような言葉だが
漢字の【廃】が廃棄のソレとかぶるためどちらかと言えば使われずじまいになりがちな語句でもある。
廃れるという言葉とも文字が同じだが必ずしもその状況になったから廃版になるわけではなく
予め数量限定生産品等の製品や商品といったもの、惜しまれつつ市場から姿を消してしまったものについても
時間を措いてこの様によばれる事がある。
同名語句で【廃盤】という言葉もあるがコチラはおもにCD、レコード盤の事を指す時に主に文中で用いられる。