土曜日の不動庵道場の稽古の後に、弟子とコーヒーショップにて話したことです。現代に於いて、武技を正確に行える、武技がカンペキに使える、あるいは剣術に於いてきちんと正しく斬撃して巻俵を切り落とせる、というそれだけできても全然意味が無いばかりか、ある意味現代では有害以外の何ものでもありません。各流派におけるさまざまな武技は大変残念なことに江戸時代が終わってから現代まで150年間、武門に籍を置いた人の多分9割以上が実際の戦闘にて用いた経験はないはずです。そして今後未来武技を活かす機会は多分、未来永劫やって来ません。ほぼ100%使う機会はないと断言してもいいレベルかと。ま、「北斗の拳」の世界にでもなれば…