私たちは日々、多くの言葉に囲まれて生きています。 優しい言葉、励ましの言葉、楽しい言葉。 それらは心地よく、私たちの心を癒してくれます。 しかし、仏教の教えにおいて本当に大切なのは、しばしば私たちの耳に痛く響く言葉「忠言」です。 忠言耳に逆らう これは、「まことの忠告は、耳に心地よくない」という意味です。 私たちは、他人からの忠告や批判に対して、時として拒否反応を起こしてしまいます。けれども、それは私たちの成長を妨げるものではないでしょうか。 良薬は口に苦し 良い薬ほど、味は苦い。 しかしその苦さを乗り越えた先に、癒しがある 。同じように、耳に痛い忠告や真実の言葉こそ、私たちの心の「病」を癒す…