著者のアゴタ・クリストフが書いた、世界の読書界に衝撃と感動を巻き起こした作品。
戦争で食料等を失い、双子である”ぼくら”は母親に連れられ、おばぁちゃんの家へ疎開した。
ぼくらはおばぁちゃんの生活を見、『ぼくら自身のことを恥ずかしいと思ったんだ』とおばぁちゃんの仕事を手伝うようになった。
そして、ぼくらは独学や『心体』の鍛え、また残酷な行為までもするようになったのである。
そのような”ぼくら”の日記が書かれた小説である。
続篇、『ふたりの証拠』『第三の嘘』
任天堂の『MOTHER3』にも影響を与えている。