TBS系列で、毎週月曜日から金曜日まで午後1:00-1:30に放送されていたテレビドラマの放送枠。
以前は花王一社提供のため、花王愛の劇場だった。 TBSの番組改編に伴い、2009年3月をもって終了した。
⇒前編からの続き 【愛の劇場】89歳と86歳のちくわ(前編) - つぶやきよりチョイ長め この入院騒ぎで、いろいろと考えさせられることがあった。親って大事だよね、という定番の感情だけではない。 年齢を重ね皺だらけても、母は「女性」なんだなということ。 その病棟は、起床したら寝間着から普段着に着替えるようになっており、入院中でも患者をだらけさせず、少しの緊張感を持たせる体制になっていた。母は髪を整え、薄っすら化粧をし、まずまずの服に着替え、アタシら面会人を迎えた。 面会に来たアタシは、マスクの下はドスッピンだ。母のこういうキチンしたところは見習わないといけない。年を取っても「女性」であることを忘…
母が入院した。高齢者によくある「腰椎圧迫骨折」だ。 この話は父と母のしょーーーーーもないケンカから始まったものだ。 ケンカの原因は「ちくわ」だ。ちくわの賞味期限が2~3日前に切れていて、父は「そんなもんは食べん!」と言い、母は、「パーシャルに入れていたから大丈夫!」という、マジでしょーもない諍いがあったらしい。冷蔵庫の前で、あーだこーだケンカになり、父が母の肩を押したことにより、片足に脳梗塞の後遺症がある母が転んだ、という経緯だ。 肩を押した、と言っても漫才師が「ナンデヤねん」と相方を裏手でツッコむ程度の緩さだったらしいが、それでも母は踏ん張れず転んだという。 そう言う訳で、9月から母の入院生…