母が入院した。高齢者によくある「腰椎圧迫骨折」だ。 この話は父と母のしょーーーーーもないケンカから始まったものだ。 ケンカの原因は「ちくわ」だ。ちくわの賞味期限が2~3日前に切れていて、父は「そんなもんは食べん!」と言い、母は、「パーシャルに入れていたから大丈夫!」という、マジでしょーもない諍いがあったらしい。冷蔵庫の前で、あーだこーだケンカになり、父が母の肩を押したことにより、片足に脳梗塞の後遺症がある母が転んだ、という経緯だ。 肩を押した、と言っても漫才師が「ナンデヤねん」と相方を裏手でツッコむ程度の緩さだったらしいが、それでも母は踏ん張れず転んだという。 そう言う訳で、9月から母の入院生…