東京商工リサーチによると、2020年の倒産件数は7,773件と前年よりも7.27%減少。この50年で4番目の低さとなっています。なぜ減ったのか。それは政府支援により延命したゾンビ企業が増えたからで、「息切れ倒産」が2021年に激増することを示唆しています。 なぜ?コロナ禍で減った倒産件数 東京商工リサーチによると、2020年の倒産件数は7,773件。これは前年比7.27%のマイナス、つまり倒産件数は減っているのです。参考に、2019年は8,383件でした。 月別では2019年7月が最も多く802件、消費税率引き上げの10月は780件でした。 分析によれば、倒産要因は大きく2つ。 ・消費税率引き…