手塚治虫記念館

手塚治虫記念館にて開催されている【ガラスの地球を救え 展】の続きです。 第3章 IFの発想IFの発想とは、「IF(もし)～だったら」と解決方法を考える発想方法のことです。 手塚先生は、『ガラスの地球を救え』の中で自分以外の人の痛みを感じとるには、想像力が必要なのです。と私たちに訴えています。 想像することの大切さが同時に、これからの地球を救うことに繋がるのですね。 こちらも第1章、2章と同じく『ガラスの地球を救え』に出てくる作品から直筆原稿が展示されていました。 『メトロポリス(大都会)』です ↓『ロスト・ワールド(地球編・宇宙編)』です ↓『来るべき世界』です ↓この『メトロポリス』『ロスト…

手塚治虫記念館にて開催中の【ガラスの地球を救え 展】続きです。 第2章 地球は死にかかっている第1章と同じく『ガラスの地球を救え』の中に書かれた作品が直筆原稿とともに紹介されていました。 『モンモン山が泣いているよ』です ↓手塚先生が自身の幼少期を描いた作品であり、宝塚での思い出が詰まっている作品ともいえます。 ポプラの木を切らないでほしい、と訴える姿は『ブラック・ジャック』の「老人と木」を彷彿させますよね。 この直筆原稿のラストの場面には長男の眞さん、長女のるみ子さんも描かれています。 余談ですが、手塚先生の作品の中には時々、実在の漫画家や他の漫画キャラクターなどが登場することがあります。 …

手塚治虫記念館にて開催中の【ガラスの地球を救え 展】の続きです。第1章 自然が僕にマンガを描かせた ↓ ここから、手塚先生の書かれたエッセー『ガラスの地球を救え』で登場する作品の直筆原稿が並びます。 エッセーでの言葉と併せて、作品が紹介されていました。 『ゼフィルス』です ↓手塚先生が虫取りに熱中した幼少期が描かれた作品で、戦時下の田舎を舞台とした短編です。 『ルードヴィヒ・Ｂ』です ↓手塚先生は、作品の執筆中によくベートーヴェンの曲を聴いていたそうです。自然の音を表現していくベートーヴェンは自然を描く手塚先生と似通った部分がありますよね。 原画をもとにした巨大パネルも展示 ↓残念ながら『ルー…

手塚治虫記念館にて【ガラスの地球を救え 展】の続きです。 展示の詳細について記録しておこうと思います。 まず、展示会場へ入る手前にはこんな素敵なタペストリーが！↓↑ 『火の鳥 望郷編』に出てくるワンカットシーンですよね。（エデンという星の女王となったロミが、地球を想い焦がれるシーンで出てきます） 会場内は写真撮影OKでした！（一部、動画などの撮影は禁止となっていました） ↓ 【ガラスの地球を救え 展】にピッタリな装飾も！ 展示は序章から始まり… ↓手塚治虫先生の未完の遺作となったエッセー『ガラスの地球を救え』の本が展示されていました ↓ 手塚治虫記念館のシンボルモニュメントについての説明もあり…

★「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの作者・荒木飛呂彦先生が手塚治虫記念館30周年を記念して、3月に宝塚ホテルでトークショーを開催するそうですよ。 natalie.mu

国立民族学博物館を出ると太陽の塔の背中が見える。万博記念公園にはEXPO70のシンボルだった太陽の塔が今でも残っている。芸術家岡本太郎の傑作の一つだ。実は太陽の塔をじっくりみるのは初めて。 思っていたよりも大きかった。そして公園にドカンと立っているとは思っていなかった。周りを低い建物が囲んでいると思っていた。たぶんEXPO70の写真からの印象なんだろう。下の写真は万博記念公園のWebから拝借。 太陽の塔の内部も見学できるが予約制だったので止めて、太陽の塔のお土産だけを買ってきた。太陽の塔のフィギュアがありそうで無かったのが残念だ。岡本太郎美術館でも行けばよかったか。 これで万博記念公園で見たい…

JR、または阪急の宝塚駅から歩いて宝塚歌劇を過ぎたあたりにあります。10分くらいです。 宝塚市にある「手塚治虫記念館」へ行ってきました。 今、開館30周年記念で「火の鳥」の企画展示をやっています。 www.city.takarazuka.hyogo.jp 子供のころ、大学生だった叔父が持っていた「朝日ソノラマ版」の火の鳥を何度も何度も夢中になって読みました。 火の鳥は、「人はなぜ死ぬのか」「なんのために生まれるのか」という永遠に答えの出ないテーマを、しつこいくらい繰り返す漫画です。 そしてそれぞれのエピソードの中で、多くの登場人物たちはいとも簡単に「死」によって退場を強いられます。 まるで「ど…