神様の道は仮名に仮名を付けた様な、やわらかやさしい道であると聞かして貰うて居るのと、難しい道とは大変な相違の様に思われるのでありますが、これは二つの事を一つにして考えるから、違って来るのであります。何故と申しましたら、神様の御説き下される所は、人間が会得が出来、誰にも読める様に、仮名字を以てお書き残し下されてあるのでありますから、柔らか優しい教えに相違ないのであります。又誰にも分からぬと云う様な、難しい教えではありません。 けれどもその教え通りの道を通ると云う事になると、難しい道になって来るのであります。何故なら世界では今まで無かった道であり、且教祖の道すがらから考えましても、火の中淵の中と云…