日本経済が「失われた30年」にある原因として、多くの要因が語られている。 ・正解あることしか教えない教育の不備 ・ゲゼルシャフトから抜け出せない企業組織 ・冒険しなくなった無策の経営者 ・経営者を叱咤しなかった株主 などで、やはり問題は企業人の在り方にあると考えられた。都立大宮本教授(労働経済学者)によれば、日本企業の病巣は「内向きCEOのもとに、会社は嫌いだが転職する気もなく自己啓発もしない従業員が集まった」ことである(*1)。 それでもそれなりの企業に就職したばかりの新入社員は、多少の不安は持ちながらこの企業で何ができるかと期待しているのだろうと思っていた。彼らをスポイルするのは、無能な経…