あたらしさ、新鮮さはごまかしがきかない。 あたらしさ、新鮮さに宿る力は大きい。 新鮮な食べもの新品のもつエネルギー 文章表現も、最初に書いた文章が一番書き手の本質的なエネルギーが流れていると感じる。 推敲するという行為は、誤字脱字以外は、もうそれは文章「表現」ではなく、「解説」に近づいていく。 読み手の視点から、「わかりやすく」推敲する。 それはもちろん、読み手への配慮から行われることだが、それにより読みやすくなるかといえば、案外そうでもない気がする。 推敲を重ねれば、重ねるほど表現の鮮度が落ちていく。 何より、書き手自身が新鮮さ、あたらしさを感じられなくなるから。新鮮な「気」が宿らない。 新…