政治家がよく使う「説明不足」という言葉は、 本質的には“都合の悪い部分を隠すための防御壁”にすぎない。 海外支援のニュースを見たとき、 私たち国民が抱くのは単なる政策への疑問ではない。 もっと深い、もっと根源的な 不信感 だ。 その不信の背景には、 過去の汚職の記憶と、現代に巧妙に組み込まれた「合法的な中抜き」の構造がある。 過去の亡霊──消えない「キックバック」の記憶 国民が海外支援に“中抜きの匂い”を感じるのは、決して被害妄想ではない。 歴史がそれを裏付けている。 昭和〜平成にかけて、日本のODA(政府開発援助)には汚職や不正の疑惑が絶えなかった。 フィリピンのマルコス政権をめぐる事例など…